まずは本題の「RAPT理論+α」です。
政府は今年12月に現行の健康保険証を廃止し、「マイナ保険証」に一本化する方針を示していますが、これまでに全国27都道府県の110議会が意見書を提出し、保険証の存続や廃止の延期を求めていることが判明しました。
マイナンバーに関する問題が相次いだことを受け、27都道府県の110の議会が昨年3月から今年1月4日までに、マイナ保険証の対策を求める意見書を岸田総理や衆参両院議長らに宛てて提出していたことが判明。
大多数の議会が健康保険証の廃止延期や存続を求めており、「国民皆保険制度の根幹を破壊する重大問題に発展しかねない」「個人情報を守る観点から大きな問題がある」「多くの患者・国民が不安を抱えている」「必要な医療を受ける権利が損なわれる恐れがある」などといった理由を挙げています。
岩手県議会では昨年7月、高齢者施設でのマイナ保険証の管理が困難であることなどから、マイナンバーカードとの一本化の中止や見直しを求める意見書が可決されていました。
このように多くの議会が意見書を通して対応を求めているにもかかわらず、政府はそうした声に全く耳を貸すことなく、健康保険証の廃止を強引に推し進めようとしています。
そもそも、穴だらけの「マイナンバーカード」をゴリ押しし続けている事自体が問題ですが、高齢にとって最重要である「健康保険証」の廃止はどう考えても無理な話です。
問題だらけのマイナンバーカードを使って保険証にするなど、、 更に悪用されると言う未来がスグそこに見えますね。
マイナンバー利権に群がり、国民を一切省みない悪人全てが裁かれます事を祈ります。
○政府が“マイナ保険証の利用率”を水増ししていた疑いが浮上 報道されている4%台ではなく、実際は2%台だった!!
○岸田内閣、現行の健康保険証を2024年12月2日に廃止することを閣議決定 マイナンバーに関わる企業から自民党に億単位の献金
○【ガス抜き】マイナ保険証を持たない人に交付する『資格確認書』の有効期限を1年から最長5年まで延長 1年間の発行コストは241億5900万円
ではヴェクスターです。
今回の入庫内容とは違いますが、まずは気になるエアクリーナーボックスからスタートとなります。 これの何が気になるのかと言うと、、 取付部が2か所共破損しておりプラプラ。 後ろの方は薄いステーで留めていたようですが、見事に折れています。
そこで早速修理していきますが、このクリーナーケースの素材を確認すると、「ポリプロピレン」に「グラスファイバー」を20%混ぜて強化したものである事が分かります。
そしてその補修材料を切り出す為に持って来たのが、64エブリイの廃棄用ヘッドライトです。
そこでこの素材の材料も確認したところ、「ポリプロピレン」は同様なのですが、その混合物に違いがあり、「TD43」。 これは見た事が無かったので調べた結果、「T」=タルク=滑石=含水ケイ酸マグネシウム
「D」=粉末状
との事で、その後に「43」とあるので全体の43%にタルクが使用されていると言う内容になります。
そしてこのタルクは、金属中で一番柔らかい物であると記述がありましたが、グラスファイバーなどが強度アップの為に混ぜられるのに対し、こちらはカサ増し? の意味合いが強いのでは? と考えますが、このあたりは詳しい方がおられるのでまた聞いてみたいと思います。
さて、こうして混合物に違いはあれど、お互い「ポリプロピレン」に違いはない。 そこで早速切り出したものを溶着するのですが、今回はバーナーでお互いを炙って押さえつけたところ上手く手を繋いでくれました。
しかし厚い部材が無かったので、この薄いものをベースに仕上げて行きましょう。 その為適当なスペーサーを入れ込む穴をドリルで開け、
そのスペーサーに肉付けするように盛り上げ。
とりあえずこのぐらいの厚みがあれば耐えてくれる事でしょう。
では、次はクリーナーケース後方の取付位置に移りますが、こちらもバーナーで両面炙っての溶着。 この方法はなかなか良いですね。
さて、こちらも本来ならば厚みを持たせる必要がありますが、今回は骨を入れる事で強度を持たせていきます。 そこで使うのは、パーツクリーナーの「ノズル」。
これを曲げて形を合わせ、
バーナーで赤熱させてから押し当て。
これを両面繰り返し、
強度を確保。
そして最後は均して埋め込みました。
あと、先程作った厚い方ですが、こちらも同様に外側を補強しました。
さて、こうしてクリーナーケースは無事取付固定する事が出来ましたが、これまでケースがプラプラと遊んでいた影響か、インシュレーターのゴムにもパックリと亀裂が入っているのを見つけました。
なのでこちらも修理していきますが、愛用の「シューズドクターN」でバッチリ回復しました。 どんな部品でも新品に交換する事は簡単ですが、もしも現物しかなかった場合などを考えると、補修するスキルは絶対必要であり、むしろどうすれば強度や性能を維持出来るのかを考えながら進める過程が私は好きです。