まずは本題の「RAPT理論+α」です。
厳しいコロナ対策を敷いられてきたフランスで、14日からワクチンパスポートの提示義務をはじめとした、ほぼ全ての規制が解除されました。
公共交通機関などを除いた「屋内でのマスク着用」義務もなくなり、ほとんど全ての人がマスクを外して日常を取り戻し、観光や食事を楽しんでいます。
「ワクチンパスポート」、そして「マスク着用」が義務であったフランスでも、ほぼ全ての対策規制が撤廃されました。 下記の国に続きコロナ茶番終了です。
○【コロナ茶番完全終了】アメリカの全州でマスク着用義務解除へ
○【ニューヨーク市でコロナ茶番終了】マスク義務・ワクチンパスポートを解除 中国共産党の意向か?
○【イギリスでコロナ茶番完全終了】検査や隔離などの法的規制を全廃 主要国で初
さて、「ブレーキパット」です。
今回は車検にて入庫なんですが、一般的に「車検」と言えどもパット残量のみ確認してバラさないところがほとんどでしょうか? 当店では100%スライドピンのグリスアップを行います。 スライドピン詳細はこちら↓
そして、それと共に「ブレーキパットの脱着」も行います。 その理由は、
①パット中央に入っている事の多い「溝」に溜まったダストの清掃。
②パットの劣化、亀裂の確認。
③内外が入替可能で、且つ減りに差が見受けられる場合に内外入替。
④パットスライド部のダスト清掃。
と言ったところでしょうか。 ここで今回ポイントとなるのは、「④番」です、
以前のパット交換時に、どうも新しいパットの入りが渋く感じ、このパットスライド部に堆積したダストを削り落した所、スルっと入り、簡単に動くように改善されたのです。
しかし今回は、内側のパットが微塵も動かず、ハンマーで叩いてもビクともしないレベル、、 何とか叩き続けて外す事が出来ましたが、一体どうなっているのか?
これがパットが滑り込む部品です。
上下に一対でついており、この裏表の汚れを全て削り落しましたが、、 何故かパットは全く入りません。
そこで原因を調べると、この部品の裏側となる土台が錆ている。
ここを試しに錆落とししたところ、何とか入るレベルまで改善。 本処置はまた後とします。
さて、こちらはリアです。 こうして見ると①の重要性も分かりますね。 外さなければメンテする事は不可能なのです。
そして驚くべき事に、リアもフロントと同じく内側のパットのみが固着。 やはりハンマーが必要な状態でした。
こちらの原因も「錆」なんです。
と言う所で、順序的には状態の悪い「ブレーキローター」を4枚研磨する事に決め、外注出し。 ちょうどジャダーも出ていたので好都合です。
しかし、このローターも「錆の洗礼」を受けており、全く外れません! 裏側から大きいハンマーで叩いても一向に外れません。 最終的に潤滑剤を各所に吹き入れて叩き取る事が出来ました。 M8のサービスホールが全く役に立たないってある意味スゴイですよね。
そして、こうした腐食はまさに放置車両あるあると言えます。 実はこの車両、前回車検から走行距離「300km」程、駐車場所は「砂利」だったそうで、やはり水分が多めだったと言えます。
リアローターも固着は同じ。 こちらは当たりも酷いですね。
さて、ブレーキローターを送り出したので、キャリパーのサポートも必然的に全て取り外されており、錆の処理を進めて行きます。
まずはしっかりとワイヤーブラシを掛けてみましたが、、 完璧にはならず。
結果、ヤスリでガッツリと削る事。 錆の見た目はそこまででは無いんですが、こうまでしなければ正常とはなりませんでした。 あと最後は錆の転換処理をして完了となります。
そして帰ってきたローターと、パットもリアは新品に交換。 当然パットのスライドもスムーズとなり組み込み完了です。
今回は非常に稀なケースではありますが、こうして車検時にブレーキパットを脱着する必要性もお分かり頂けたと思います。